仕事紹介(機械職②)
仕事紹介(機械職②) 技師 谷津 なつき
Q1)現在の仕事内容
盛岡市にある都南浄化センターで機械設備の維持管理をしています。また、市町村の下水道施設の管理支援も行っています。
業務の具体的な内容としては、機械設備の事故故障・不具合対応(原因確認、故障品の手配、メーカーへ調査依頼など)、設備の整備計画作成及び内容検討、工事・整備現場の監督業務、施設の見回りなどです。
県内にある施設へ実際に行くこともありますが、基本的に盛岡市にある都南浄化センターに勤務しています。転勤などはありません。
県内の管理施設がある市町村で大雨・洪水警報が発令された場合、又は震度4以上の地震が起きた場合、勤務時間外でも出社する場合があります。
機械設備は下水処理をする上で下水を汲んだり、ゴミを取り除いたりと重要な役割があります。そういった設備の維持管理が私の仕事です。
Q2)一日の仕事のスケジュール(8:30~17:15)
8:15 | 出勤 |
8:30 | メール確認、各施設の処理状況、設備稼働状況、事故故障・不具合状況確認 事故故障・不具合対応(原因調査、説明資料作成、状況確認、交換品の手配、メーカーへ調査依頼など) 機械設備の整備計画作成 県内の施設へ出張することもある |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 維持管理業務、修繕・工事の内容検討及び監督業務 施設場内巡回 |
随時 | 設備故障があれば、現地確認作業等 |
17:15 | 退庁 |
Q3)公社を志望した理由
もともとインフラ事業に興味があり、下水道施設管理なら手堅い職種だと思い志望しました。
Q4)公社職員のイメージについて入社前と入社後で違っていたこと
入社前:機械設備の維持管理ということで、実際に手を動かして分解整備すると思っていました。
入社後:手を動かす維持管理は別の業者が行うため、基本的に自分で機械を分解することはありません。維持管理業者の業務をチェックするのが主な仕事です。思ったより事務作業の方が多く、整備計画書、報告書のチェックが多い印象です。
Q5)現在の仕事のやりがいや魅力
下水処理場の管理者は県職員や市町村職員の方です。下水道の経験がなく施設の維持管理に苦労されている方も多いです。公社はそういった方々のお仕事を補助する位置にあります。
処理場の問題を解決したり、より良い維持管理に貢献できた時、努力した甲斐があったと感じます。
Q6)仕事とプライベートをどのように両立させているか
機械設備班は会話が多く、常に相談しあえる環境です。一人で仕事を抱え込まず、皆で情報を共有しあっているため業務をカバーし合うことが出来ます。そのため、休暇もとりやすく月1回以上は有給を取得できます。夏季休暇(5日間)もあります。
進捗管理をしっかり行っているので、無理なく業務を進める事ができます。基本的にほぼ定時退社です。
また、公社では資格取得に向けた試験費用の助成金もでます。この制度を利用してスキルを身に着けることができます。
Q7)公社職員になる前に身に着けておいた方が良いと思うこと
自分が分からない事を明確にし、コミュニケーションが積極的にとれれば、仕事で困る事はないと思います。
Q8)公社職員を志望する皆さんへのメッセージ
汚水を綺麗にすることが私たちの仕事であり、澄んだ処理水を見ると達成感を感じます。
また、下水道はキツイ、汚い、危険というイメージがあると思われます。しかし、実際は衛生に非常に気を使っており汚水に触れる機会はほぼありません。清潔に、安全に仕事ができるよう職場内でも様々な対策を講じています。
是非、県民の生活を支える仕事を共にできればと思います。